エルアーデ大陸の歴史 †企画参加前の方が、いきなり読むと食あたりを起こす危険性があります。 知識層にあたるキャラ・王族やそれに近い高い地位を持つキャラ、 エルアーデ旧暦時代 †エルアーデ大陸は、かつてあらゆる種族が共存し、高度な文明を築いていました。 エルアーデ新暦 0年 †魔竜ヴラド ―― のちに「深淵竜」と呼ばれるこの魔竜は、驕った心で闇魔道に触れたことで、闇に取り憑かれ凶獣と化しました。 人、竜、ラグズの勇士が結託してヴラドの力を封じ込めましたが、激しい戦いで、大陸からは多くのものが失われました。 エルアーデ新暦 2〜3年ごろ †ヴラドの戦いによって、大陸は荒廃していきました。 新暦0年以降も、人々はヴラドの闇魔道に対抗した「光魔道」を生み出した聖女アーデルハイトや、その盟友として、ヴラドを討った英雄たちに救いを求めました。 深淵竜ヴラドを倒した英雄たち †ほどなく「ヴァルヴァラ教(聖女信仰)」が確立され、 現在でもルスキニア王国の建国王アルトゥールは「英雄王」と呼ばれ、 エルアーデ新暦 〜100年ごろ †ヴァルヴァラ教会が繁栄する一方、ヴラドを信奉していた者たちは激しい弾圧を受けながらも、 また、英雄たちの導きを得ることのなかった者たちも、この頃には現在の国家に近い制度をつくり、教会とはまた別の勢力として発展していきました。 流浪のすえに新たな故郷を手に入れた者たち、荒廃した故郷に戻り、復興をめざす者たち… それは限りある資源と領土をめぐる、勢力争いの始まりでもありました…。 エルアーデ新暦 〜150年ごろ †この頃にはすでに、人間たちの間では、人と竜が共存していた古い国のことのみならず、ラグズ・竜族と結束して深淵竜を倒した事実、 断片的な伝承から、人間たちは「竜族はすべて、いつかヴラドと同様に災厄をもたらす存在になりうるのではないか」という疑念を抱き、 竜族やラグズたちは、大陸に起きた気候変動に耐えるため、本来の力を石に封じこめ、人に近い姿をとる魔法を使い始めていましたが、それも完璧なものではありませんでした。 エルアーデ新暦 〜400年ごろ †ひとときは、ヴァルヴァラ教会(ヴァルヴァラ聖教国)が絶対的な影響力を持っていたエルアーデ大陸でしたが、 そののち、荒廃していた大陸中央部では、肥沃な土地が蘇って復興が進み、 テグレス=レヴェン二重帝国が、先んじて発展していた隣国・ルスキニア王国に匹敵する文明国へと発展したとき、平穏は崩れ去りました。 エルアーデ新暦 400〜500年ごろ †この頃には、新暦530年時点に存在する国家が成立し、その支配を盤石なものとしていました。 荒廃していたシエラ国でも復興が進み、オアシスが交易の拠点として発展しました。 一方、テグレス=レヴェン二重帝国は、領土である大陸北東部の土地が肥沃ではなかったことで、ますます各地への圧力をさらに強めていました。 エルアーデ新暦 500年〜 †ルスキニアとテグレス=レヴェンの対立は、大陸全土に戦争の火種をばらまくことになります。 この時点までに、ナイセ王国やリード諸島王国では傭兵の派遣を、シエラ国では武器・魔道書などの流通を行うなど、周辺各国でも軍需産業がさかんになっていきます。 新暦527年、現皇帝マクシミリアンが即位すると、二重帝国はさらに軍事色を強めていきましたが、 エルアーデ新暦 530年 †テグレス=レヴェン二重帝国が、隣国ルスキニア王国領内まで侵攻し、王都を制圧します。 |