◆2013-10/18 第1章終了しました。多数のご参加、ありがとうございました。
カウントの対象外とはなりますが、タグの使用・作品の投稿は可能です。
このイベントは、序章 ルート3「戦禍の狭間に」の続編にあたります。
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氷の神殿に向かって、マムクートの大群が北上している。
異変を感じ取り、ナイセ王国の各地から人々が氷の神殿へと向かう。
強力なマムクートを操るアガシオン教団の目的は聖遺物、清浄なる氷の神殿の破壊だ。
奉納されたオーブのかけらにより、神殿の深部にはヴラドの眷属である魔物が封じられている。
激しい戦闘によって神殿が血で染まれば、周囲は瘴気に覆われオーブの力が弱まってしまう。
強力なマムクート部隊を前に、ナイセ王国軍の先行部隊は決定打を出せずにいた。
後発の主力部隊が合流するまで、教団員が神殿へ侵入することだけは阻止しなくてはならない。
一方、テグレス王国では、豪華な祝宴の準備が始まっていた。
ルスキニア王国制圧を記念した戦勝パーティーなどという、
場違いな招待状を受け取ったレヴェン王国・ナイセ王国の面々は頭を抱え、その対応に苦慮するのだった。
テスカトラ島からの旅人と接触したナイセ王国軍は、マムクートたちの洗脳が、
彼らの「絆」によって容易に解けることを知る。
そして同じ絆が、大陸内にも残っている可能性があることも…。
だが、この事実はアガシオン教団にも知られており、
それゆえにテスカトラの民は、教団から命を狙われている存在でもある。
洗脳された竜族を無事に助け出せる保障はどこにもない。それぞれの不安を胸に、後発部隊は神殿を目指す。
ナイセ王国からの増援が、氷の神殿に到着した。
テスカトラの賢者セフィリアによる、マムクートたちへの呼びかけが始まる。
だが、竜族となじみの薄い者たちには、その絆が及ぶ対象を識別できない。
ナイセ・ルスキニア両王国軍の面々は危険と隣り合わせの作戦を敢行するが、攻撃が緩んだところに、
敵に隙を突かれる可能性もある。その戦線が長くは持たないことを、誰もが予感していた。
セフィリア達の呼びかけで、ようやく一部の竜族が自我を取り戻す。
神竜族マハとの再会を喜ぶセフィリアだったが、彼女の信じた絆によって、戦いそのものが終わることはなかった。
圧倒的有利な状況から転落したアガシオン教団は、さらに苛烈な攻勢に出る。
教団が、オーブのかけらによる魔物の封印を解く目標は変わらない。
氷の神殿出の戦いは、敵将ガーネットが倒れ、またマムクート部隊も壊滅し終結するかに思われた。
しかし、ガーネットは最後の力で、氷の神殿に奉じられたオーブのかけらを血で穢し、
深淵竜ヴラドの眷属たる魔物の「封印」を解いてしまう。
教団の者たちは、エルアーデ大陸の救済を祈りながら倒れていった。
氷の大地を守るフェンリル族族長ハーティは、ルスキニア王女セラフィーマにオーブのかけらを託す。
ナイセ王国軍は、セラフィーマとテスカトラの神竜族マハを守りながら神殿を離れた。
本国では、怪異の予兆を感じとり、魔物の出現に対抗するべく着々と準備が進められている。休息の暇はない。
一方、テグレス王国はこの時も長々と、終わりのみえない宴に興じていた。
身が凍るほど冷たい風も、彼らのたかぶりを止めることはできない。
対照的に、レヴェン王国ではすでに怪異の予兆を感じとり、魔物との戦の準備を始める。
ガーネットの最後の働きを知った皇后ラマシュトゥは、密かにほくそ笑むのだった。
>> 第2章 ルート3「黒い奔流」に続く