◆投稿数カウント期間
2013-10/26 00:00 第2章イベント参加作品 投稿数カウント開始
2013-11/26 23:59 第2章イベント参加作品 投稿数カウント終了
このイベントは「第1章「凍土に眠る災厄」の続編にあたります。
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自軍:【PxEm】 【PxEm】第2章:黒い奔流 【PxEm】自軍
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氷の神殿に奉じられていた屠竜器(オーブのかけら)は力を失った。
神殿の地下からは、すでに深淵竜ヴラドの眷属である「魔物」たちが姿を見せ始めている。
氷の大地を守るフェンリル族が、族長ハーティを筆頭に、魔物たちを食い止めるべく立ちふさがるなか
ナイセ騎士隊シェキア、ルスキニア王女セラフィーマ率いる一隊は、オーブのかけらを手にナイセ本国へと急いで帰還する。
ナイセ王国でも、国王ユミルの指揮のもと、すでに襲来する魔物を撃退すべく準備が整い始めていた。
一方、テグレス王国ではいまだ祝宴の余韻が残り、対岸の異変に対する動きはいたって緩慢であった。
「魔物はすべてナイセに向かう。ここで迂闊に動いてナイセを刺激してはいけない」
という宰相ハインツの進言により、女王レガシーは軍を動かさないことを決める。
焦りを募らせる将軍ドイルのもとに、しびれをきらせた神獣の一族が現れた。
テグレスの面々に辛辣な叱責を浴びせ、獅子カレルヴォは、虎の一族シルヴォとともに一党を引き連れテグレスの守りを固める。
同時刻、レヴェン王国では皇帝マクシミリアンが、魔物との戦闘に珍しく興味を示していた。
レヴェン王セレスティンは、ナイセとの間に割り込むことはしないことを示唆しつつ
テグレス王国軍に援軍を送ることを承諾する。
ルスキニア王国との戦いがひと段落したレヴェン王国軍もまた、皇帝同様に血に飢え始めているのだ。
ルスキニア進攻の際には皇帝の前に姿も見せなかった、皇后ラマシュトゥが突如、王宮を訪れる。
彼女は、「魔物の群れに飲み込まれた兵士たちを救助してほしい」と懇願するが、
皇帝マクシミリアンはそれを歯牙にもかける様子はない。
レヴェン国王セレスティンだけが、当初の予定どおりテグレスへの援軍を送ることを約束するが、
それも皇后にとっては不満が残るものだった。
皇后は、同時にテグレス女王レガシーにも同じ依頼を送っていた。
突然の要請に狼狽するレガシーのもとに、将軍ドイルが現れ、救援部隊の出撃を受諾する。
神獣の一族が快哉をあげるなか、宰相ハインツはひとり臍を噛む思いでいた。
同時刻、ナイセ王国王都ハーゲルセーレでは、氷の神殿から戻った遠征部隊の受け入れが始まっていた。
王都の防衛線を突破されないかぎり、ナイセ国内で受ける損害は軽微なものとなるはずだが…
氷の大地に残ったフェンリル族、
そして氷の神殿からの帰途にも魔物の掃討にあたった遠征部隊の働きによって
「ナイセ王国に到達した」魔物による被害は軽微なものとなった。
しかし、彼らの力だけでは、エルアーデ大陸全土に広まる魔物すべてを消し去ることなど到底不可能だ。
そして二重帝国が受けた被害の規模は、まだ明らかになっていない…。
◆集計結果発表
12/1を予定しています。
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