◆第6章カウント期間
◇投稿数カウント開始 2014-5/03 03時00分
◇投稿数カウント終了 2014-6/26 23時59分
カウント期間は終了しました。ご参加ありがとうございました!
◆6/27以降はアフター投稿としてカウントされます。
アフター投稿については、こちらをご参照ください→Pixiv内記事「【PxEm】アフター投稿について」
このイベントは、前章「破滅の呼び声」の続編にあたります。
深淵竜ヴラドを祀る墳墓での戦いは続く。
盗賊娘キキアの機転で、シエラのオーブのかけらを奪取したアルトリートだったが、
彼らの手元にオーブのかけらが揃っていない事態には変わりがない。
そして墳墓の奥では、隠れ里の巫女ハゥが、粛々と深淵竜ヴラド復活の儀式を進めている…。
深淵竜ヴラドが復活すれば、アルトリートが率いる討伐部隊はもちろん
それを援護するいかなる勢力にも、打つ手はない。
一方、シエラ国に入ってからも障害だらけの道のりを超え、
ルスキニア王女セラフィーマ率いる増援部隊が、ヴラドの墳墓へと向かっていた。
奴隷商モレノの集めたごろつき集団は撃破され、シエラの人々の処断を待つことに。
しかしあろうことか、最も危険な人物である司祭アニルは、姿をくらましていたのだった。
次第に疲弊していく、アガシオン教団掃討部隊。
だが、ようやく王女セラフィーマの率いる増援部隊が墓所へと到着する。
二重帝国によるルスキニア侵攻ののち、
生き別れになっていた者達がようやく再会するが、それを喜び合う暇はない。
「ここは闇魔道の始祖たるヴラドサマが、直接おチカラをくださる場所。
こっちは挫けちまったら最後、精神から蝕まれて食われるって寸法かよ」
負傷者の続出する先発部隊を目にして、増援部隊のシェキア・クレオらは
戦場がアガシオン教団にとって、これ以上ないほど有利な場所であることを見抜く。
一方、深淵竜の復活を急ぐ巫女ハゥの身には、明らかな異変が起こり始めていた。
ハゥ自身の感情が次第に失われ、
彼女の体を器とした何者かの意識が、次第に表出しはじめているのだ。
ヴラドの信奉者たちは狂喜する。
同時刻、リード諸島王国からは、残るオーブのかけらを手に
皇女フランチェスカがシエラへと船を進めていた。
果たしてその救援によって、戦局を変えることはできるのか。
そしてシエラ国の「元」豪商モレノは、ふたたび魔道学院の監督下で修業をやり直すことに。
学院長ラケルのはからいで、無用な流血は避けられたのだった。
しかしルーノの森の戦闘、ヴラドの墳墓での戦闘によって、
自軍部隊は次第に、そして確実に疲弊している。
ネイハム族を保護し、後方のキャンプへと一時帰還したグリプ族族長イクセルだが、
休む間もなく次々と悪い知らせを受け取り、その打開策を求められるのだった。
第7章の開始は、2014年8月初旬を予定しています。