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動乱のナイセ王国を舞台に、物語は始まる。
テグレス=レヴェン二重帝国の片割れ、テグレス王国はナイセ王国に圧力をかけ、長らく領土の拡大を狙っていた。
折しも、ナイセ・テグレスの国境地帯にはルスキニア王国の亡命者たちが逃げ延びていた。
ルスキニア王女セラフィーマの救援のため、ナイセ王国軍が動き出すも
テグレス王国、常ならぬ事態をただ傍観するばかり。不気味なほどの静けさは、何を意味するのか。
一方で、テグレス王国軍の将軍ドイルは、レヴェン王国の神獣カレルヴォたちとともに
ルスキニア王国国境の治安維持のために遠征をおこなっていた。
それは、単なる賊の討伐であるはずだったが…
賊の討伐を続けるテグレスの将軍ドイルたちの前に、闇魔道士オーバンが率いる増援部隊が現れた。
しかしオーバンは、賊に追い打ちをかけるばかりか
すでに倒れた賊の死体にまでも冒涜するような、不可解な行動を起こす。
追撃の手を振り切り、ルスキニア王女セラフィーマは無事にナイセへと到着する。
一方、あいかわらず安穏としたテグレスの王宮で、女王レガシーは軍務に奔走する帝国の面々のことを案じていた。
そこに、宰相ハインツが「このような時だからこそ、
人心を癒すため、大規模な祝宴が必要ではないか」と、不可解な提言をする。
氷の神殿に敵性部隊接近。
氷の大地へと向かうマムクートの大群…その気配は明らかに、尋常なものではない。
フェンリル族族長ハーティは、急ぎナイセ国王ユミルに異変を伝え、増援を要請する。
ナイセ王国では、アガシオン教団によって襲撃を受け、テスカトラ人が同朋である竜族と引き離される事件が続発していた。
テスカトラ島から大陸へと渡る途上で、旅の同行者と引き離された賢者セフィリアは、
氷の神殿へと北上する竜の大群のなかに、その同行者と同じ気配を感じとる。
同時に起きている、レヴェン王国でのマムクートへの攻撃行動は、
アガシオン教団とテグレス=レヴェン二重帝国との繋がりを示すものなのだろうか?
舞台はナイセ王国の北方、氷の大地へ。
未知の力を持つ竜族を目の前にして、フェンリル族ハーティ、ルスキニア王女セラフィーマ率いる
先行部隊の面々は圧倒されるしかない。
ナイセ王国では竜族との強い絆を持つという、テスカトラ人を部隊に加えた増援部隊を送り出そうとしている。
それまで氷の神殿を守り、持ちこたえなくてはならない。
氷の大地に、マムクートを引き連れ現れたアガシオン教団の闇魔道士ガーネットはほくそ笑む。
氷の神殿に施された、封印を解くときがきたのだ。
一方の、テグレス王国。
本当に戦勝の祝宴を開こうとしている女王レガシーたちの姿に、帰還した将軍ドイルは困惑を隠せずにいた。
浮かれたレガシーを諌めようとするドイルを、宰相ハインツはしたり顔で止めるのだった。
>> 第1章 ルート3「凍土に眠る災厄」に続く