エルアーデ大陸北部に位置し、もっとも広い国土を所有する。
魔物を封じる氷竜伝説や、大陸の最北端に位置する氷の大地を人知れず護る、
狼ラグズの一族が住まうなどの伝説が身近に息衝いている。
理の魔道に秀でた者が多く、彼らで結成される魔道隊や、
女性だけで構成される美しき天馬騎士隊を有し、
また優秀な職人を輩出することで名高い。
土地が肥沃ではないため他国に騎士たちを傭兵として派遣することがあり、
そのうえでも各国とは良好な関係を築き維持しているが、
唯一国土の一部を譲渡するよう無心してくる隣国テグレス(テグレス=レヴェン二重帝国)とは、危うい均衡を保っている。
雪と伝承の国ナイセ王国の若き英傑の王。王家のなかでも秀でて高い魔力を誇る。
ときに冷酷ともとれる判断を下すが、強き者に屈せず、弱き者には手をさしのべる。
ルスキニア王国第一皇女アルフォシーマと婚礼を控えていたが死別した。
同国の陥落により、亡命した第二王女セラフィーマを匿う。
ナイセ王国の軍隊の通称で、国王ユミルを最高指揮者とする。
理魔法の使い手で構成される「魔道隊」、騎兵で構成される「騎士隊」、天馬騎士で構成される「天馬騎士隊」の3つから構成される。
最高指揮官以外のポジションでしたらお好きに部隊を編成していただいてかまいません。
(ユミルキャラシートより抜粋)
ナイセ王国が誇るナイセ王国騎兵団騎士隊隊長。その容姿と、
雪原に同化し獲物を確実にしとめることから「白狼」の名で恐れられている。
穏やかで人当たりの良い好青年。好奇心旺盛で、放浪癖があるのが玉に瑕。
陽気で女好き、いつも軽薄な態度で女性に声をかける。
一見すると信用ならない男だが、
魔道の使い手としては強いプライドを持ち職務を遂行する。
戦場では切り込み隊長として先陣を切る、奇襲作戦の華。
騎士隊では厳しい訓練を励行するが、武家に生まれたわけでもない
女性や子供が当たり前のように武器をとり、戦うことには複雑な心境のようだ。
大陸の最北端、氷の大地を縄張りとする狼ラグズ「フェンリル族」の族長。
種族に関係なく紳士的な態度で、外部とは友好的。
冷静沈着で状況判断にも長けるが、頑固なところがある。
元はテスカトラ島出身の傭兵だったが、功績を認められ、正規兵として取り立てられた変わり種。
気が強い性格だが、マムクートとしては小柄で、(軍師には及ばないものの)多彩な戦術をとる。
無駄な戦いは好まず規律を重視する一方、新参者には露骨な先輩風を吹かせることも。