第2章 ルート1「聖女と魔女」 †
◆2013-11/26 第2章終了しました。
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アフター投稿については、こちらをご参照ください→Pixiv内記事「【PxEm】アフター投稿について」
イベント概要 †
このイベントは第1章 ルート1「飢えた獣」およびルート2「聖なる塔のもとに」の続編にあたります。
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自軍:【PxEm】 【PxEm】第2章:聖女と魔女 【PxEm】自軍
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あらすじ †
ヴァルヴァラ聖教国では、アガシオン教団による、聖女とその資質を秘めた女性たちの誘拐事件が多発していた。
アデルの塔襲撃事件の、混乱もさめやらぬ聖都に、ルスキニア王国の王子アルトリートの部隊が到着するが、
彼の目の前に現れたヴァルヴァラ教皇ノイエは、とても大国の統治者とは思えぬ錯乱状態にあった…。
ノイエは、ルスキニアが陥落した事実も忘れたかのように、アルトリートに
「同盟軍としてルスキニアの騎士団を出撃させ、誘拐された女性たちを助けてほしい」と懇願する。
一方、国境地点では再び、女性たちを拉致監禁しようとするアガシオン教団と、ヴァルヴァラ聖教国軍の戦闘が始まっていた。
教団部隊の指揮官、ファルコンナイトの少女エルヤは「魔女ヴァルヴァラによって穢された血を、
ヴラドが眠るシエラの地(シエラ国)に還せば、ヴァルヴァラ教会の『罪』は許される」という。
教団が聖女や聖女候補たちを集める目的、そして『贖罪』と呼ぶ行為は『儀式』とは名ばかりの、単なる殺人だ。
アガシオン教団の拠点では、さらわれた女性たちがじっと助けを待っていた。
怯える彼女たちだが、牢獄の番人と接触するうちアガシオン教団の中にすら、この殺人行為に疑問を持つ者がいることを知る。
それなのに、アガシオン教団もヴァルヴァラ教会も、剣をおさめることはできない。
錯綜する思いなど誰も斟酌することなく、新たな戦いが始まろうとしていた。
追加アナウンス †
アガシオン教団の拠点に侵入者有り †
教団施設の警護にあたっている部隊が侵入者を排除しているなか、その目をかいくぐって行動している者がいた。
見つかった侵入者は盗賊の模様(Pixiv内キャラシート「ハストゥール(シエラ国)」)。
だが、アガシオン教団に、「ヴァルヴァラ教会に惑わされた魔女たち」として
捕らわれた者たちは、いまだ牢獄から出られずにいる。
自分たちの救援が近いことを察して動き出そうとする者と、
すでにシエラのどこかへ連れ去られたという聖女たちの身の上を思って
いまだ恐怖にとらわれたまま、身動きひとつとれない者たちが混在するなか、
アガシオン教団は一層強く、ヴァルヴァラ教会への徹底抗戦を決意する。
ヴァルヴァラ聖教国軍 アガシオン教団の拠点へ突入 †
ヴァルヴァラ聖教国軍は、教皇ノイエの意向でルスキニア王国の援軍を加え
教団にとらわれた女性たちの救援に向かう。
すでに、おもだった聖女たちはシエラのいずこかに連れ去られた後で
拠点にはまだ護送を免れていたシスターたちが残っているだけだ。
アガシオン教団の者達はこの拠点を捨てて、シエラ方面へと逃げ延びる。
彼らを取り逃せば、シエラに連れ去られた聖女たちの行方を知ることはできない…
焦る聖教国軍の前に、防衛にあたる、重騎士ローレンツが立ちふさがる。
章エンディング †
重騎士ローレンツは倒れ、囚われた女性たちは救出された。
休む間もなく、ルスキニア王子アルトリートのもとに、すぐに聖都に戻るようにとの伝令が到着する。
聖都から派兵されていた教会騎士団の面々も、すぐに帰還をせねばならない。
ロゼール教会騎士団が、事後処理を引き継ぐ流れとなったが、
シエラに送られた聖女たちの行方を示す手がかりなど、はたして残っているのか…。
ロゼール教会騎士団を率いるプレウスは、今後の調査の困難を予感しながらも
聖都へと戻るアデリーヌに、これまでの助力について初めて礼を述べる。
ヴァルヴァラ聖教国の聖都ヴァルヴァラでは、教皇ノイエが正気を取り戻していた。
聖騎士ルーキス、枢機司祭オディロンらが率いる聖教国軍の士気は高いが、
アデルの塔の一件以来、聖教国軍は確実に消耗し続けている。
同盟国ナイセとて、今後も変わらず魔物の出現が続けば、いつ傭兵たちの引き上げ、
いや、ヴァルヴァラからの増援を要する事態になるかも予測できない。
ましてや、シエラ国にまで大規模な派兵をする余力などない。
今のヴァルヴァラには、たとえ国のかたちを失ってもルスキニア王国、英雄王の血を引く者の力が必要だ。
ノイエは教主アルハザード打倒を誓い、ルスキニア王子アルトリートに対し≪信託≫の儀式を行うことを決める。
一方、敵将エルヤはシエラへと逃れ、アガシオン教団の拠点で姉達と再会していた。
ローレンツの死を知った姉たちは、彼の死を悼みながらも、次なる戦いへの決意を新たにする。
同時刻、すでに教主アルハザードのもとには、教会が「信託」の儀式を行うという情報が届いていた。
どんなにうわべを取り繕い、意にそまぬ者達を排除しても、そこに真の≪救済≫などない。
アルハザードは、ヴァルヴァラ教会がおかれた窮状を嘲笑うのだった。
>> 第3章 1「信託の儀」に続く