第4章 ルート3「獣の慟哭」

◆2014-3/9 終了しました。ご参加ありがとうございました。

◆第4章イベントタグを用いた、アフター投稿をひきつづきお待ちしております。
 アフター投稿については、こちらをご参照ください→Pixiv内記事「【PxEm】アフター投稿について

タグについて

  • 神獣(イフタハ族・ネイハム族)に敵対する・味方するかに関わりなく、参加キャラクターの所属陣営に応じてタグを選択してください。
    • 帝国・アガシオン教団に所属する等、「敵軍」に所属するキャラの参加作品
       → 「【PxEm】敵軍」タグを使用してください。
    • 二重帝国・アガシオン教団を離反する(ナイセ・ヴァルヴァラの後ろ盾を受ける等)場合
       → 「【PxEm】自軍」タグを使用するか、陣営タグを外してください。

イベント概要

このイベントは第3章ルート3 「岐路」の続編にあたります。

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あらすじ

 テグレス・ナイセの戦線に異状が起きていた。ルスキニア王女を匿っていたナイセを糾弾し
 ナイセ・ルスキニアの助勢をするヴァルヴァラを批判したテグレスだったが、
 テグレス軍は王女の姿が消えるやいなや、異様なほどあっさりと兵が後退させられたのだ。

 辛辣な非難を浴びせた先行部隊の面々は、あまりに独断専行が過ぎた。
 「まずは女王陛下に報告し、判断を仰ぐのが筋であろう。
  そのうえで戦となったならば、気が済むまで血を流せばよい」
 将軍ドイルはテグレス軍に、楽都アルモニへの帰還を命じる。

 ルスキニア王女の逃亡を成功させたことが鍵だったのか。
 撤退するナイセ天馬騎士隊ロヴィーサは、ヴァルヴァラのアデリーヌを伴い
 ハーゲルセーレへと帰還する。

 一方、ナイセ王国では国王ユミルが帝国内で強権を振るうアガシオン教団員の存在に頭を悩ませていた。
 「血に飢えて狂った皇帝、若輩のセレスティン、愚昧なレガシー…
  これほど取り入りやすい国もあるまい」

 ユミルの予感は的中していた。
 レヴェン王国では、皇帝マクシミリアンが城内からネイハム族・イフタハ族の「神獣」たちを追い出し、森を焼き払えと命じたのだ。

 「貴方はレヴェンの伝統も秩序も打ち壊し、滅ぼしたいのですか!」
 レヴェン国王セレスティンは反駁するが、皇帝の頭の中にできあがった、
 狂ったシナリオは、もう後戻りできないところまで進行していた。

 神獣カレルヴォは、ルスキニア遠征にも反対し、戦に巻き込まれた者を無差別に取り込み、帝国軍の秩序を乱してきた。
 あまつさえ、皇后の受けている寵愛を良しとせず、それを陥れんとした。
 数々の「悪事」をでっちあげ、果ては、帝政の崩壊を目論む反逆者に仕立て上げる。

 それぞれの話の真偽など、もう、どうでもよいことだ。皇帝マクシミリアンは神獣抹殺を全軍に命じる。

 そのなりゆきを、皇后ラマシュトゥはほくそえみながら見つめていた。
 いずれ帝国は、アガシオン教団が治める「アガシオンの国」となってしまうだろう。
 それまでに残された時間は、おそらくもう、わずかしかない。

追加アナウンス

ネイハム族への攻撃開始

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最初の標的、ネイハム族の獅子カレルヴォが治めるネイハムの森に
ルスキニア王都アクシオーマを総べる、黒騎士アツェルフの軍勢が迫る。

最も警戒すべきは、ヴァルヴァラの後ろ盾を得て力をつけているルスキニアの残党であるはず。
神獣の力も、利用すべきと説得にあたるセレスティンの声も、皇帝には届かない。

すでに時遅し、ようやく皇帝が、イフタハの森の焼き討ちを考えていることを知り、
テグレス女王レガシーは悲嘆にくれていた。
「アツェルフ様と、カレルヴォ様が戦うのも嫌!
 こんな命令を聞くぐらいなら、わたくし、死んでしまったほうがましだわ!」

帝国の両国王が身動きもとれずにいるなか、ネイハム族はアツェルフの迎撃と、
戦えない者達の退避に動き出していた。もっとも、彼らが逃げられる先など、シエラの砂漠にしかないのだが…

そしてイフタハの森には、かろうじてナイセのフェンリル族が救いの手を伸ばそうとしていた。

イフタハの血を絶やさず、そしてすぐ近隣にある「ルーノの森」の安全を考えるなら、選択肢は少ない。
「ここに残るのは、わしらのような物好きだけで十分じゃ。
 今、帝国で起きておることも、元をただせば、わしらに原因の一端がないとも言い切れんからの」
フェンリル族族長ハーティの心遣いに感謝を示しつつも、
イフタハ族族長ミルヴィ・シルヴォをはじめ、おもだった大人たちは、帝国に残ると言う。

ナイセ・ヴァルヴァラ聖教国の懸念事項

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アツェルフ出撃の報は、ナイセ王国に大きな衝撃を与えていた。
かの黒衣の騎士は、10年前にナイセで起きた王位継承をめぐる争いの渦中にいた人物だというのだ。
彼はずっとテグレスのどこかに身を隠し、再び力を振るうチャンスを待っていたのだ。

「レガシー女王と、アツェルフの関係は本当なのかしら。
 個人の恋慕と国政を同じ秤にかけることも、あの女王ならやりかねないもの」
現国王ユミルに深い敵意を持ち、実力も備えた人物が帝国で今以上の強権を手に入れたら…
ナイセにとって、最悪の事態が起こる。

帝国の情勢が揺れ動いている現状は、ナイセにとってはメリットの少ない、帝国との関係を断ち切るチャンスだ。
そして、ヴァルヴァラにとっても、帝国内で幅を利かせているアガシオン教団員をあぶりだす、またとない好機である。
二国が連携をとり、ルスキニアとともに戦えば、戦を有利に進めることもできるだろう。

だが、ナイセには傭兵の派遣が重なり、ヴァルヴァラではシエラ方面への派兵が始まった。
帝国の国力を削がないかぎり、ナイセとヴァルヴァラが、共倒れになるかもしれない危険な状況だ。

一方、テグレス王国にて。 なぜテグレス王国領に、ナイセの狼(フェンリル族)を侵入させたのか。
批難するエクロース三姉妹のイルマに、将軍ドイルはあくまで、処断すべきはアツェルフの蛮行であると主張する。

人間にとっては違う国に「住まう」者であっても、フェンリル族が無害であること、
そしてそもそも、人間の国家に付属・従属するいわれのないラグズの部族を敵に回す必要があるのか。
帝国の、多くの貴族たちは神獣たちの森を焼くことなど、望んではいないのだ。

決着のみえない口論を続ける二人の前に、イフタハ族族長ミルヴィ、スナイパーシルヴォが姿を現す。
「おぬしたちは、わしのように我が物顔で城に出入りする者が気にくわんのだろう?
 森で静かに暮らしている者に、手は出さんでくれ」
これまでどおり人間たちの部隊に従うことを、シルヴォは願い出る。

「人間の作った勝手な枠組みが、種を違えるラグズの足枷になるとはな」
ナイセ王国の北方、氷の大地にて。フェンリル族族長ハーティは苦い心持ちで、
ネイハム・イフタハの森の置かれた窮状を思うのだった。

章エンディング

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レヴェン王国では、黒騎士アツェルフ率いる掃討部隊がネイハムの森へ到達、戦闘を開始していた。
ネイハム族族長カレルヴォをはじめ、ネイハム族の戦士たちは、次々に迎撃態勢に移る。
凄惨な戦いの幕開けであった。

一方、テグレス方面では、遅々として進まないイフタハの森攻略のため、
レヴェン王国から皇帝の勅命を受けた竜騎士ウィンデルバントが出撃する異例の事態に発展していた。
あまりの強引なやりように反発し、テグレスの将軍ドイル・宰相ハインツまでもが初の意見の合致をみるが…

ヴァルヴァラ方面に取り残され、戸惑う前線のベルンハルト将軍率いる部隊の兵士たち。
帝国を覆う闇は、どこまでも暗い。

一方、ナイセ王国ではネイハム・イフタハ両部族の救援のため、フェンリル族族長ハーティが動き出していた。
「種族も、国も違う相手だが、ひとりでも多くの部族の者を救いたい」
ナイセ王国国王ユミルは苦い心中で、それを見送るのだった。


>> 第5章 3「咆哮」に続く



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Last-modified: 2014-05-01 (木) 02:05:11 (2334d)